AF35 ライブDio エンジンのかかりが悪すぎ

我が家には、下駄にスクーターを配備してあるのですが、調子が悪いので点検と修理の備忘録。


ちょっとコンビニとか、ちょっと郵便局とか、ちょっと出かけたいけど、ショートトリップ過ぎて車を出すまでもないかなぁ?とか、エアコンが効く前には出先から家に着いちゃうなんて時の便利な下駄。

風を切って走る醍醐味や爽快感は、大型二輪でも普通二輪でも原付でも変わりません(多分)

原付の自動車税に自賠責保険、任意保険も自動車のミニバイク特約で非常に維持費が安いのも魅力。

AF35 ライブDioは言わずと知れた名車。
面倒なメンテナンスの必要のない2stエンジン。
そんな2stエンジンも時代のあおり(主に排出ガス規制)を受けて絶滅してしまっい、力のない50ccの4stへの買い替えなど考えられません。

そんなDio君の調子が悪い
純正無加工、無改造車

エンジン始動までのクランキングが異常に長くなり、始動後もアクセルを空けるとエンストしてしまう。
上手いこと暖気ができて、セッティングを調整しても、翌日には始動困難に
一度温まれば再始動も簡単にできるのです。
でも、その都度、混合比が違う感じ。加速が悪かったり、最高速度が出なかったり、かぶり気味だったりと、困ったちゃんです。


トラブルシュートの開始です。
手っ取り早く点検ができる点火系から点検してみましょう。
・プラグの摩耗、ギャップ点検に問題はありません。
・火花も元気に飛んでいるのでCDIとハイテンションコードも問題ありません。

次は圧縮の点検をしてみましょう。
・単純にコンプレッションゲージで測定するだけ。
 基準値内なので圧縮も良好で問題はありません。

圧縮も点火系も良好となると、燃料系しかないので考えられるのは、
・よく壊れるオートチョーク不良(正式名称はバイスターターだそうです)。
・燃料が戻ってしまう。
・フロートチャンバーG/K劣化による燃料の蒸発
・オートチョークへ繋がるフロートチャンバーの配管つまり

こんなところでしょうが、去年キャブのフルO/Hをしていますし、フューエル1も使用していますので、4番目の可能性は限りなく低いと思います。

上記に加え、キャブのG/Kを全新品交換しているので3番目についても問題がないと思われ舞う。
念のため、簡易的な点検ぐらいは実施すべきと思い、フロートチャンバードレーンを開けたところ、燃料が出てくるので異常なしと判断。



ということで、オートチョークとチョークの前の部分についているサーミスターの点検が必要です。

まずはオートチョークを外してみたところ、ニードルバルブの入ると樹脂の爪部分が折れていることに気が付きました
画像



続いてサーミスターの単体点検の結果、温感時に10~11Vを出力していました。
これが正常な数値なのか、修理書がないので基準値が分かりません。

上記を踏まえて、オートチョークの単体点検はしてみたところ、10.5V負荷でニードルが延びていくので、サーミスターは正常と判断できます。
それらを勘案すると、オートチョークの不具合に絞られてきました。
いつもセッティング状況が変わることから、ニードルは動いてはいるものの一定動作できないことによる混合比のバラつき=オートチョークの正常動作困難と判断しました。


ということで、オートチョーク取付け部にニードルとスプリングを差し込みパッキンと詰め物をして完全密封して、翌日に再び様子を見ることに。

強制的にリーン状態にはなってしまいますが、不安定要素を取り除き、安定した混合気を得ることによって、不具合要因を排除していきます。
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翌日、エンジンを始動します。
強制リーンなので、吸入空気不足にならないように注意しながら、エアクリーナーの穴にウエスを挿入してリッチを作り出します。

クランキングが長いのは変わりませんが、今は問題はありません。

チョークは取り除いているので、混合比が変化することはないので、完全暖気してセッティングを取り直します。

この季節、外気温度の変化が大きい北海道なので、数日に分けて同じ気温を見計らってセッティング出しをしました。

暖気すると、調子よく動くようになったので、やはり、オートチョークが悪さをしていたことは明白で、ニードルがバラついた動きをしていたことによる混合比不良が原因だったようです。



                      ☆

混合比が安定したところで、ようやく始動困難のトラブルシュートができるようになったので、始動困難のトラブルシュートへ進めるためには現象を再現させる必要があるので、3日ほど放置します。

待望の3日目です。
早速クランキングしますが、始動する気配がありませんので現象の再現は成功です。
まず、混合比が正常で、エアクリーナーを塞いで強制リッチにしても始動に時間がかかるということは、燃料が来ていない可能性が考えられますね。

なのでF/P後のホースをはさみでチョキンと切ってみると、クランキング直後だというのに燃料が出てきません。非常にきれいに乾いています。
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               そりゃ、始動困難にもなるわ。


ということで、燃料のチェックバルブをホンダドリームにて注文。
オートチョークは故障再発率が高いので、純正品ではなく社外品で、しかも手動のチョークバルブを購入しましたデロルト PHVB・L型チョークなるものを某オークションにてポチっておきました。
画像
  

画像の状態は、チョークOFFの状態。
冷間始動時はノブを起こせばチョークON
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この画像からだと、オイルポンプも点検交換時期に迫っているように見えますけど、症状が悪化しない限りは見送りますよ



ということで、完全復活した我が家のライブDIO。

来年も下駄として頑張ってもらいますよ~




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この記事へのコメント

  • モモンガ

    過去記事で申し訳無いのですがこちらの部品を取り付ける際ニードルとニードルホルダーとスプリングの取り付け方を教えていただけますか?
    2019年09月15日 12:20
  • Berry-G

    モモンガさんへ
    ブログをご覧いただきありがとうございます。
    >こちらの部品
    というのはデロルト PHVB・L型チョークのことでしょうか?
    こちらの記事では、特に分解はせずにそのまま使用しております。
    純正チョークのニードルをデロルトチョークに移植をしなくてもチョーク通路をふさぐことができるので。

    別記事のAF35 Live Dio不調を修理では気密保持修理のために分解をしています。

    何か分からないことがありましたら、お気軽に何度でもご質問ください。
    当時の写真などがありましたら、記事として再アップも可能ですので、お力になれたら幸いです。

    >モモンガさん
    >
    >過去記事で申し訳無いのですがこちらの部品を取り付ける際ニードルとニードルホルダーとスプリングの取り付け方を教えていただけますか?
    2019年09月15日 22:17

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